2018年4月28日土曜日

この靴にまつわる話 (左)






そもそも東京遠征は我々の大事な友達の結婚式(16時開場17時開始)によるものだった。
という訳で久しぶりなので前日入りしていた。
つまりは計画通りのはずだったのだが...

端折ると初日宿泊した池尻発渋谷新宿経由世界堂立ち寄り昼食を経てオペラシティ五木田展戻り新宿を経た辺りで15時辺りだったろうか。
機動力が低い我々は結婚式会場の阿佐ヶ谷のホテル直行組(オヨーメ&ムスーメ)と高円寺EAD組(withセガーレ)の2班に別れることに。

高円寺、住んでいたけどめちゃ久しぶり。
多分十年ぶりぐらい。
懐かしいとかもう言えないぐらいでした。

で秒速で進んだ時間は気が付くと16時を回っていた。
しかし我々(withセガーレ)が緩やかな坂道を下り角を回るまで手を振っていてくれた恩師らは可愛かったなと思います。
で、下った緩やかな坂をタクシーが捕まらないので緩やかに駅の方に戻りまして昔の仮住まいなどを経てホテル直行組と合流。
16:30ぐらいだったかな?

それでは準備して出陣という訳で靴を履く訳です。
おや?
セガーレの真っ白な靴が見当たらない。
ない。
ないないない。
準備をしながら探しますが見当たりません。
そう言えば世界堂の際、フラッグスの近くのコインロッカーに荷物を預けました。
「私確かめなかったかも。」とオヨーメ。
あがる体温。
そうです僕は怒りっぽいのです。
しかし怒ってもいられないので兎に角探してみると案外簡単に紙袋から出てきました。

一件落着吉幾三となったところで今度はオヨーメの靴が片方ありません。
片方。
信じられない気持ちを胸にいっぱい詰め込んで今度も兎に角探してみることにしました。
今度はどんなにシラミ潰しに探しても出てきません。
仕方がありません。
友人からも電話。
タイムアップ。

オヨーメは少しフォーマルな洋服に真っ白なバンズを履いていますが出発。
ホテルから出て僕の中をいくつもの不穏な渦が巻いている状態で青梅街道から阿佐ヶ谷駅に向かうT字路の信号が青に変り渡りました。
「あった...」



阿佐ヶ谷の動線を避けるように
コンクリートの上
鮮やかに落ちる黒い靴 (左)

































































もう一週間が経とうとしているのであの感情も忘れてしまったな~

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