作品を作るのに遺書を残そうかと考えたのは初めての事でこの一週間は色々と思い巡らせていた。
命がけで何をすると言う事が家族に対して無責任だとしたら遅かれ早かれ死んでしまう人間と言うは無責任なのだと思う。
何かそう言った死への観念と言うのは先延ばしにするだけで結局解決するに至った人間を僕は知らない。
『死ぬと終わってしまう』
もはや僕はそうは思わない。
死ぬと終わってしまうという事はこの世の沢山の価値観をつくり出しているように思う。
だから逆に使いきれないほどのお金を集めて死後にすら自分を現そうとする。
それは死んでもなお自分を捨てないと言う事のような気がする。
とは言え今すぐ死にたいわけではなく、そんなこんなで一段と子供たちは可愛くいとおしく映った。
でも考えれば考える程、あの場所にあの作品は必要で作らない選択肢はやってみて出来ないと感じるまでは無かったりする。
つまりもう祈るしかない。
祈りは知恵を越えると思う。
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