2016年9月28日水曜日

鍵はない。ありがたい。











































LL.BeanのLLが消されMISTERと描き加えられたバッグのその小物入れの部分のファスナーを開ける。
ココには入っているものは大抵決まっていてあまり出し入れしないモノは薄汚い感じで内側のコーティングが付着しているのだが今、僕が欲しているのはそれでは無い!
もっとフレキシブルで出し入れするやつ!そう唯一のセキュリティ!鍵!

鍵!ない!鍵!ない!鍵!ない!かい!なぎ!てか!ない!
キュルルルーーー...と巻き戻された記憶で鍵は下駄箱の上に「コトッ」と置かれた。
前日野暮用で鍵はフレキシブルなままにされていたのである。

胸のあたりから熱い血が頭の方に浮き上がってくる。
なんだこれは怒りか?何に?と自問自答をワンターンして鎮魂。
さてどうする?持ち前のアイデアを使って~  窓ガラスは一枚幾らするのかな~?

自宅を前にしてすべてのサッシにいつもより強く指紋を残す事しか僕にはできませんでした。

つまりはこの日の午前中、予定日をとっくに過ぎた妊婦より助産院にもう一度行って診てもらうと連絡が来た後、夕刻まだ連絡来ないな~と電話をしたところ破水したとの事で早退し、丁度来ていた義父とセガーレと共に産後必要な荷物を取りに行くミッションを敢行した所の顛末。
復路、助手席で僕のコウベはシートベルトに挟まっていた。

そんな中「間隔三分、けっこう早いかも」のメール。
いいんだ、いいんだ、お産はエンターテイメントじゃねー。
あ、なんか今産れた気がする18:28とか的外れに脳内バーチャルお産を一度すまし
到着してみるとお嫁さん一番しんどいタイミング。
セガーレと正座。
それから10分経たなかったと記憶している。


なんかお腹セガーレの時みたいに尖がってたからてっきり男の子だと思ってたよ。

第二子誕生しました!
女の子です!

母子共に元気です。
親子共にハッピーです。

心配して連絡くれた皆さんありがとうございます!
これから連絡します。


ありがとうございます。





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