最近読んでいる本は『宇宙論のすべて』なる宇宙研究の歴史的な本である。
10分読むと眠気に襲われる内容なのだが中でも目が覚めるのが『人間原理の宇宙論』という項目だ。
自然界の相互作用定数や基本定数の値が、人間を含め宇宙のさまざまな構造を作るのに適した値となっていることに着目し、この宇宙は結果的に人間を生む宇宙となっていると解釈するの立場を「弱い人間原理」という。
さらに、人間によって認識されない限り宇宙は存在していても知られる事はないことを強調し、少なくともこの宇宙は、私たち人間によって認識されているのだから、人間を生み出す必然性があると主張するのが「強い人間原理」である。
(『人間原理の宇宙論』池内了著)より抜粋
後者に関して言うと人間の認識が無ければ存在を許されない宇宙とも言えるこの傲慢ぷり。
しかし認識がなければ…
どえりゃー所に飛ばされます、と何処に居るか分かってしまう一言。
宇宙論=科学ならやはり科学=宗教です。
そんでHOLY。
新世界でHOLYです。
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