2024年11月20日水曜日


















随分と時間が経っているのだけど頻繁に思い出す出来事。


あの嵐の翌日、突然次男(5)が三択クイズを出してきた。

「たっちゃんは昨日泣いていましたがそれはどうしてでしょう?」

とだいたいそんなことを言った。

「1.嵐が怖くて泣いていた

 2.嵐が遠くに行くように神様にお祈りしていた

 3.なし」

3番が斬新だが答えは2番だった。

お祈りをしていた、泣きながら、遠くに行くように。

本当に祈ったら涙が出るんだな、と思った。

出るんだよな、と思った。



 

2024年11月11日月曜日

祈りの力を試すべくイベント前の一週間は念じていた。

台風は秋雨前線に変わって予定通り初日に雨を降らせた。

雨なのが完全にダメだとは思わないけど子供がジッとしていられないんじゃないかと思って『過ごしやすい天候でありますように』だったのだが一晩設置したテントは水滴で内側も濡れていた。

何とか在庫を運び込んで開店の準備をしつつ自分たちの居場所を確保したが地面はジッとりした。

家族経営の的屋のような気分でゴニョゴニョ蠢いているバックヤードというには見えちゃってるスペース。

夕方まで天気の割には見てくれるお客さんも多くて嬉しかった。

な~と思っていると段々と雨脚が強まっていき雨が入ってくるのでもうそろそろ終わりかとテントに蓋をしたPM6。

突風が吹いてテントが浮いた。

ちょっとそれが続いたのでみんなして必死に押さえた。

足を短くしてどの位時間がたったのか分からなかった。

子供たちはすごいビックリしていた。

そんな中、一番下の子はお母さんにおんぶ紐で抱っこされて寝ていた。

段々静かになって文字通り嵐が過ぎ去った。

その後、それが竜巻だったと聞くのだけどそれよりも安堵感の中、聞いた坂本慎太郎さんに満たされながら一旦家路に着くのでした。

遊び場にお風呂があるのもすごく良かったです。


過ごしやすい天候では無かったが本当に運が良かったなとあとあと思います。

本当に貴重な一日でした。

ありがとうございます。





2024年11月6日水曜日


 
















そもそもの予定ではイベント前日の1日にテントと什器の設営をするつもりだったので暗くなる前には帰れるものだと思ったのだけど『の』の字を描くような動きをしたのでそういう訳にはいかなくなった。

何とか戻った頃はまだ雨はまだ本降りにはなっていなかったのが救い。

単管パイプにキャンバス地を張れるようにした台と中央に何故か巨大チップスが飾れる天板がネットになったまあまあ使い勝手の分からない謎の台が今回新たに準備した什器。

改良はもう少し必要だが気に入っている。

ともかく準備を終えてに帰路ついたのは渋滞の時間。

激しい尿意に耐えながら帰る。

つづく。

岐路

2024年11月4日月曜日

FRUE2024

動機は色々とあるのだがもっと世の中には色々な人がいるのだろうと思って参加に応募してみたら寄せていただいたので準備して行ってきました。
いつもはそんな大きくきちっとした場所でやることも無いので少しキリリとしつつカチッとやりたいなと思った予報は雨模様。
雨除けに設備も補強しつつ前日設営に意気込んだ1日午後。
テントを開いてみるとテントフレームと天幕のサイズが間違っており過度のストレスがかかる。
本当に僕を支えてくれている会社の力を借り何とかなったのだが久しぶりに焦った。
サイズの合うテントフレームを借りに静岡市まで戻ってから掛川つま恋へ。

西から雨雲が押し寄せてくる。
下ろしかけの屋台は大丈夫だろうか?

小さく透明のドットがフロントガラスを打つ。