2010年7月13日火曜日

元白紙

展示の事を考えると自分が長い映画の中に居るようだ。
さあ!みんなエンドロールに名前を書かせておくれ。

と、上手い事言ってみる。

遅ればせながらプレス活動を週末から開始した。
いやマジ手が回らんです。
僕の金色の携帯電話にはあらゆる頻度の連絡先が入っていると言うのに未だ手付かず。
もう来週だと言うのに…
どうも『お』を出すために『1』を連打するのが好きになれない。
かと言って一括送信は心情に反する。(と、選択肢を一つ失う)
まー眠れぬ夜に寝床から送ります。

本日は昼下がりにひと段落した、よって昨日買った金目の頭部を煮付けて
気の緩んだ天気の隙を付いてすけしスコートをした。
ピンと来て帰路につくと図ったかのように雨が降り出した。(ここの所、2度目、は気のせいか?)
という訳で僕は天気と提携しているから展示までには関東地区は梅雨明けを迎えるだろう。

自宅のベランダに出てみると先っちょだけ見える富士山はすっぽり大きな雲に覆われ3倍近くに膨れ上がっていた。
遠くの雲は山のように見えるしそういう意味では遠くの山は雲に見える。
つまり遠くの山は行って見なけりゃ分からない。
故に今の私があります!

大事に使ってきたインクは空き缶になって部屋に積みかさなっていく。
かすかに質量を増した元白紙は遺恨とだらしなさとちょっとしたヒズミとコントラストの集合体に。
ステンレスの混ぜ皿には小さな虫食いみたいな穴が…これは何故だ?
思えば昨年末に指先をぐちゃぐちゃにしてペタペタやったアレがこのPCに取り込まれそしてブワッとあの白壁のぉ…。
ぼくは今、想像しています。
あの白壁にブワッと並んでカッとなる時間を。

見に来てちょ。
もうそれしか言わない。

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