ちょっと先を見越して関西と中国地方をウロウロとして来たのだがそれを証明する写真が今回も無いためもしかするとそれは嘘かもしれない。
まーでもNEWSのそれや科学のそれを信用する感じでかまわないと思う。
大阪、神戸、広島、島根、岡山。
各所で各種の刺激を感じて帰宅時まで手元に残っていた今後の方向性を遂行する事にした。
自分で感づいた事って言うのは強く自分に響くのだが人に言われた事はその情景なんかも含めて良く覚えていたりする。
当たり前の事を忘れてしまっていたんですね。
いつも今から。
島根でのある日、実家の裏山に迷子になりに出かけた。
山の入り口は老衰した木が横たわって進入を阻むようだったが懐かしさが背中を押すものでザンザン笹の葉を掻き分けた。
モゾモゾと針山こじ開けた栗の木を通り過ぎて山全体を恐ろしくしている古いお墓を横切ると谷を囲むようにグニャっと曲がった山道に差し掛かった。
何年か前に入山した時より倒木がなくて何者かが手入れしたかのようだ。(後で家族に話したのだが心当たりがない)
出来心による迷子願望ゆえにどの位わけいるか迷ったがもう少し進む事にする。
ポケットにいる財布の無力さ加減に微笑。
そして目の前に現れた全面コケ加工の歯抜けた橋には少し感動した。
コケの鮮やかさとキタラモ。
そんな事言い出したら緑のコントラストやツルの作る螺旋なんかにもやられ、スカイブルーをBGカラーに揺れる枝先をみながらスローってこういう事だなと思うに至った。
そしてどう考えても、どっからどう見てもどうやら一人のようだったので適当に気が済むまで歌った。
その後、山林の起伏をある程度満喫し花粉症では無いのだが垂れ下がる杉に触れた途端、ドサッと音を立てた黄色の粉末に焦りを覚えて下山。
帰りはヒトの家の裏からノコノコ出てきた。
やーま、良かったよ。
後半、実家近辺はのんびりと言うよりダラダラという方が適切なほど忙しくもなんとも無かったのだがちゃっかりお土産にネツノドハナを伴ういわゆる風邪を持たされまして昨夜から体温アラフォーです。
いつもの仲の良さを象徴するかのようにお嫁さんも別ルートでネツノドハナの痛みを入手していたので昨日は体温計でデットヒート。
という訳でグナイ。
2 件のコメント:
この記事見て、あつおさんの実家行ってみたいですー!!
あーそう言われて森林のあのアブストラクトな風景を思い出しました。
生命力も荒廃っぷりも好みだと思うよ。
が、島根は遠い…
お金を積まない限りはお尻が痛いです。
覚えておくので機会があったらぜし!
コメントを投稿