が、臓物好きには記憶から消し去る事が出来なかったフレーズ、ハツバーグ。
ハツ(心臓)部分を使ったハンバーグのはずなのだが、それが牛なのか豚なのかも定かでは無い。
情報源がテレビなのかラジオなのかも分からない。
故、塩なのかコショウなのかも分からないままスーパーで豚ハツを手に取る。
大暴投を恐れて豚挽き肉を半分混入する事にした。
興味本位からの連想ゲーム。
ミンチにするマシンなど無いものだから人力でハツは刻んだ。
パン粉はキレキレだったのでパン耳を牛乳に浸した。
玉ねぎはあめ色に着色。
君と僕をつなぎ止めるのは黄身と白身。
すべてを混ぜ合わせると折り返しの少し早かったゲロみたいになったけど
気にせずにフライパンに油を引いた。
懸念されていた臭みは全然感じなかったし食感は願ったりかなったり。
セブンイレブンに売っているタン(舌)入りのソーセージに似た感じ。
はて？ハツではなくてタンだったのかな!?と
食後の読書にクロスカウンターをくらい布団に沈んだ後、
ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ、ｺﾄｺﾄｺﾄｺﾄ、夜風たわむれる真夜中の音楽隊に起こされた今、思う。
"ENTRY part1" MAP OF Silence
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